Elders・長老

Leaders of the Church

Elders/長老

教会を導く役割は長老たちに与えられています。聖書はこの職について語る時に「長老・監督・牧師」という三つの言葉を使います。長老とは「年長の」または「老人の」 という意味を持ち、霊的に成熟した者を指し、監督は「後見人」や「保護者」などという意味で、教会を守り、全体に気を配ることを指しています。そして牧師は「羊飼い」という意味を持ち、「養う」という働きを強調しています。これらは三つの別々の働き人のことを指すのではなく、一つの職を三つの表現をもって説明しているものです。使徒 20:28 や第一ペテロ 5:1–2 にあるように、長老は監督であり、牧師であるのです。長老は人物の特徴を現し、監督と牧師はその人物の働き・役割を示しています。

新約聖書では常に長老は複数で登場します。それゆえに教会のリーダーは常に複数であり、彼らは同等の権威を分かち持つ者たちです。ですから長老た ちの間で、一人のリーダーの意見だけが優遇されるような独裁的な組織体制を持つべきではありません。教会の意思決定は長老たちに委ねられていますが、教会員との意思疎通を持ちながら、聖書の教えから神のみこころを探りつつ、教会の方針を決定していかなければなりません。

長老の職には第一テモテ 3:1–7 およびテトス 1:6–9 に記されている長老の条件に沿った者だけが就くことができます。これらの条件を完全に満たすことができる者はいませんが、地域の教会においてこれらの条件に沿って実際に歩み続けている成熟した男性の信徒が長老として教会を導くことが聖書の教えです。長老はみことばを教え、信徒を養い、教会を監督する責任を主から受けた者たちです。

岡田 大輔

岡田 大輔

Elder

The Master’s College より聖書学学士号 (Bachelor of Art in Biblical Studies)、The Master’s Seminary より牧会学修士号 (Master of Divinity) を取得後、12年間日本にて牧会と信徒育成・牧師訓練の働きにいそしむ。その後、The Master’s Seminary より牧会学博士号 (Doctor of Ministry in Expository Preaching) を取得。2013年に日本聖書学院を新設し、日本各地で講義を行っている。The Gospel According to Jesus (邦題「イエスの福音」)の共訳者でもある。妻マーシャと三男一女の6人家族。

レイモンド・クワン

レイモンド・クワン

Elder

The University of California Los Angeles にて経済学学士 (B.A. in Economics with a minor in Accounting, 1999) 、また The Master’s Seminary から牧会学修士 (M.Div, 2009) を取得する。 MTV や American Film Institute などで会計士として仕事をしながら、カリフォルニア州サンタモニカにある Immanuel Bible Church にて牧会インターンまた執事として奉仕をする。日本での宣教の思いが強まる中、レイモンドと妻シェリーは2014年に宣教師として来日し、5年間大阪の教会で主に仕えた。2019年にAssociation of Baptist for World Evangelismに入り、めぐみバイブルチャーチの開拓を手伝うため、東京に派遣された。妻シェリーと息子の三人家族。

私は、あなたがたのうちの長老たちに、同じ長老の一人として、キリストの苦難の証人、やがて現される栄光にあずかる者として勧めます。あなたがたのうちにいる、神の羊の群れを牧しなさい。強制されてではなく、神に従って自発的に、また卑しい利得を求めてではなく、心を込めて世話をしなさい。割り当てられている人たちを支配するのではなく、むしろ群れの模範となりなさい。そうすれば、大牧者が現れるときに、あなたがたは、しぼむことのない栄光の冠をいただくことになります。

第一ペテロ 5:1-4